ユニケージしてみた。(その2:基本設計編)

ユニケージしてみた。(その2:基本設計編)

ニーズに応えるためなんかじゃない。ただ作りたいから作るんだ。

ユニケージの環境ができあがったので、簡単な預金データ可視化アプリを作ってみる。

要件

  • Web通帳が出力するcsvデータを取得する。この際にはデータがダブっていても可とする。
  • 年月単位に集計しデータを保管する。この際にはデータはダブりなくなっている。
  • D3.jsを用いて年単位または月単位でグラフ化をする。DropBoxに保管し、各種デバイスから閲覧を可能にする。

データフロー

ユニケージの考え方に則り各種データを定義する

データフロー図

データの流れは以下のとおり。各種データを作成する専用のシェルスクリプト(LV?MAKE)を作成する。 Flowchart

LV1

入力データとする。本アプリではWeb通帳が出力するcsvファイルとし、ファイル単位は任意とする。

平成 24年 3月 1日から平成 24年 3月 31日.csv
平成 24年 4月 1日から平成 24年 4月 30日.csv
平成 24年 5月 1日から平成 24年 5月 31日.csv
平成 24年 6月 1日から平成 24年 6月 30日.csv
平成 24年 7月 1日から平成 24年 7月 31日.csv
平成 24年 8月 1日から平成 24年 12月 29日.csv
平成 25年 1月 1日から平成 25年 7月 31日.csv

LV2

LV1データをクレンジングしたものとする。ファイル単位はLV1と同じとする。

20120301_20120331
20120401_20120430
20120501_20120531
20120601_20120630
20120701_20120731
20120801_20121229
20130101_20130731

LV3

LV2を元にダブりなく正規化されたデータとする。ファイル単位は年月(YYYYMM)とする。

201203
201204
201205
201206
201207
201208
201209
201210
201211
201212
201301
201302
201303
201304
201305
201306
201307

LV4

グラフ出力用に準備がなされたデータとする。グラフの種類に合わせて複数用意し、ファイル単位もグラフの種類に依る。以下は月別収支を表示するグラフ用のLV4データを想定。

201203.csv
201204.csv
201205.csv
201206.csv
201207.csv
201208.csv
201209.csv
201210.csv
201211.csv
201212.csv
201301.csv
201302.csv
201303.csv
201304.csv
201305.csv
201306.csv
201307.csv

以上